大学生になったら必ずレポートや論文は書かされるが、その前に文章を書く ― なにかを言葉で表現する ― とはどういうことか、なにをどう書けばよいのか、戸惑う人が多いだろう。そういう人たちのために次の本を推薦します。レポートや論文はとりあえずわきに置いて、まず「文章を書く」ことになじむことだ。
「かけがえのない<私>」を表現する「創造的な文章」を書くためにはどうしたらよいか?
どうしたら「よい文章」が書けるようになるのか?
著者によれば、
よい文章とは、「文章表現」講義を通じて、著者は学生たちに実際に文章を書かせながら、その方法をていねいに教えている。学生たちが書いた文章が、著者のコメントと共に数多く紹介されているので、それを読みながら、<私>を表現する「創造的な文章」の書き方を学んでほしい。
①自分にしか書けないことを
②だれにもわかるように書く
ということを実現している文章。