ジャン・トゥーラ著(戸口民也訳)『ヨーロッパの核と平和』

目次

フランソワ・ミッテラン大統領に

1、武器は左に−−左翼の死
 方針転換
 アルジェリア戦争

2、抑止あるいは幻想?
 自殺的戦略
 「抽象論埋専門家」
 さらば軍隊よ?
 プリュトン、何をするため?
 テクノロジーの拡大
 核によるテロリズム

3、サハラからムルロアまで
 秘密裡に製造された爆弾
 国民の意志
 七隻目の原子力潜水艦の衝撃
 核実験に苦しむタヒチ
 「フリ号」の遠征

4、核君主制沖
 タヴェルニー視察
 核の発作
 将軍の虚脱状態
 「われらを支配する病人たち」

5、核による疎外
 何百方の死刑
 人間それともロボット?
 ジュネーヴ条約
 「メガデス」文明
 「悪魔の仕業」
 アメリカの司教たち、フランスの司教たち
 核の信仰
 ヴァンクーヴァーからローマまで

6、武器の幻想
 目的と手段
 ビジャール将軍とド・ボラルディエール将軍
 武器貿易
 イラン・イラク戦争

7、力の不均衡?
 東西両陣営のバランス
 虚構のからくり
 「虚報」
 ユーロミサイル論争
 平和運動

8、東側の平和主義者
 プラハからブカレストまで
 東ドイツ
 「ヤルタ体制から抜け出す」

9、非暴力による民間防衛
 政府部内のある動き
 スイスの制度
 暴力の行き詰まり
 「民間防衛戦路」
 非協力
 ひとつの抵抗プラン

10、オスロからワルシャワまで
 ノルウェーの教師たち
 デンマークにおけるユダヤ入との連帯
 「ミュンスターの獅子」
 プラハの春
 「連帯」の戦い
 地下組織
 権力に対する想像力
 真理の力
 サハロフからプリューチまで

11、熊を飼いならす
 恐怖を恐れる
 エレーヌ・カレール・ダンコ−スの見解
 西欧人への手紙
 「平和の武器」
 ロシア人、この未知なるもの
 「反ソ幻覚」
 悪の帝国?
 成功した賭
 ローマとモスクワ

12、軍縮=開発
 戦車か鋤か
 貧困という名の爆弾
 「星の王子さま」の戦略
 フランスの態度
 「平和のための戦いの日」

13、「良心の反抗」

原点に帰る

原註

訳者あとがき



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