コンピュータを買っても、そのままの状態では、英語以外の外国語の入力ができません。それぞれの言語に応じた設定とキーボードのインストールが必要です。
ここでは、Windows PC でフランス語を使えるようにするための設定方法を説明することにします。
キーボードは、Windows 8.1とWindows 10については「フランス語（カナダ・マルチリンガル標準）」を、Windows11については「フランス語 カナダ（レガシ）」を選ぶことにします。日本で通常使われているキーボードとの相性と、フランス語のアクサン記号の入力にしやすさは、これが一番だと思うからです。
Windows 8.1とWindows 10の「フランス語（カナダ・マルチリンガル標準）」は基本的には同じデザインですが、Windows11の「フランス語 カナダ（レガシ）」のキー配列は、アルファベットや数字キーについては「マルチリンガル標準」のデザインを基本的には受け継いでいますが、とくにデッドキーや右「Alt」を使って入力する記号については、かなり違いがあります。「マルチリンガル標準」になじんでいた人には、最初のうちは多少の違和感が残るでしょう。
他の言語（とその言語のキーボード）を使いたい人も、この説明を参考にすれば、自分で設定ができるでしょう。